ローデシュワルツ社は事実上、個人の顧客を切り捨て?
ローデシュワルツ社の測定器は世界的にも有名ですが、非常に高価なので個人で購入される方は少ないでしょう。
まぁ、オシロスコープやスペクトラムスコープなどは、近年の中華製測定器に近い位置づけのモノもあり、少し頑張って買ってみるかと思う方もおられるかも知れません。
私も数年前にローデの中では底辺のモノですが正規の代理店を経由して購入したのですが、そのファームアップで少々困った事がありました。
ローデのホームページから該当製品のファームウェアを入手しようとすると、ユーザー登録が必要なのですが個人で登録をするとファームウェアのダウンロードを拒否されてしまいます。
直ぐに拒否されるのでは無く”おまえの要求は受け取ったので、24時間以内に返事をする”と言った旨のメールが来ます。その後、数十時間経過した後、おまえの要求は拒否された。。と言ったメールが来ます。
因みに、法人で登録すると直ぐにファームウェアのダウンロードが出来る様です。尤も、法人と言ってもネットで社名が出ていない様な所はダメな様な気がします。(ユーザー登録する時に法人名を入れると、ネット検索して法人名があるかどうかを見ている様です。)
ローデの日本法人に問い合わせた所、個人に対しては資料(ファームも含む)は輸出管理規定の面から出せない。購入した代理店を通して入手して欲しいと言われました。まぁ、対応してくれた窓口の担当者も個人登録では出せないと言う事を知らなかった様で、数回のメールのやりとりをした結果の返事でした。以前はその様な事は無かったと思うのですが、最近になって変わった様です。
このご時世、測定器のファームアップは当たり前ですが、個人ユーザーがファームウェア入手の敷居が高い状況は購入をお断りと言っている様なモノかと思います。もちろん、代理店と通じてファームウェアの入手は出来るのでしょうが、、、。
なお、今回の私の場合はやりとりをした日本法人の担当者の方からファームを入手致しました。
まぁ、リタイアした者として高価なローデのモノを購入する事もありませんが、ますます中華測定器に走る事になりますねぇ。。
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