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2024年4月10日 (水)

コテライザー不調

ガス式ハンダごてのコテライザー(90オート2)を購入して随分となりますが、なんか調子悪いので使う事も無く永らく放置状態でした。
ちょっとした事から、ハンダごてではなく小型のホットブローとして使おうと引っ張り出して来たのですが、相変わらず不調。

どのように不調かと言うと、まず点火しない。ガスライターで点火して使おうとするといつの間にか火が消えてしまっている。また、火が消えた事にはすぐには気付かず、しばらくはガス漏れ状態になってしまう。

ネットで調べたところ、中のエゼクターユニットを交換すれば良いという様な記事を見かけたので、取りあえずネットで注文。Amazonでは品切れなので、送料無料のヨドバシで注文。納期はしばらく掛かると言うことですが、仕方ありません。

エゼクターユニットを注文したあとも、ネットをうろうろしているとエゼクターユニットをエアブロワーで吹いて掃除をすると良くなる可能性があると書かれていたので、取りあえずエゼクターユニットを外してエアーダスターで吹いてみました。
、、が、状況は変わらず。

さらにネットを見ていると、ガス吐出量が多いと点火しないとの情報を発見。何のことは無い、メーカーである宝商株式会社のホームページにしっかりとメンテナンスの情報が出ていました。

私の場合は吐出量が多すぎる状況になっていた様です。それは、ガス射出ONからOFFにレバーを回しても、長い間ガスが出続けている事から判断しました。

早速、書かれている方法でガス吐出量を少なくすると、なんと快調に使える様になりました。着火も一発で点火してくれます。

メーカーのサポートページをごらんいただくと良く分かると思いますが、ここでも簡単に紹介しておきます。

ガス吐出料の調整方法。
ガスの吐出量を調整するレバーに小さなネジがあります。(下の写真)

Img_4923
上の写真では灰色のレバーの右に小さなマイナスネジが見えます。

この小ねじはガス吐出料のレバーを固定するネジで、これを緩めてレバーが空回りさせて位置を変えます。ガス吐出料が多い場合は、レバーを一番ガス吐出料が少ない状態(上記写真の位置。読みにくいですがメモリの1に近い位置)にしてネジを緩めます。緩んだ状態で、レバーを右の方に移動させてネジを締めて固定します。

私の場合は余程、位置が悪かったのか、2回ほどこの作業をして吐出量を絞ると適正な状態になりました。なんで、こんなにズレていたのか原因は不明ですが、、、。

なお、ついでにエゼクターユニットの掃除もメモしておきます。

最初にコテ先を外してエゼクターユニットが見える様にします。次に付属のピンをエゼクターユニットの横穴に入れて回転するとエゼクターユニットが外れます。

Img_4917

Img_4918

通常はこの状態で両側からエアーダスターなどで吹いて掃除をするそうです。

ちなみに、上の写真の様にラジオペンチなどで挟んで、さらにピンを回すとエゼクターユニットが2つに分かれます。

Img_4919

ここまでバラす必要は無い様ですが、エゼクターユニットの下側には何やら入っていて、息を吹き込んでも空気が通りません。
これは、それで正常な様です。のぞくと、写真の様な赤茶色のモノが見えます。(エゼクターユニットを分解しなくて見えます。)

Img_4921

と言うワケで、ネットでの情報探しから実際の作業までなんとも無駄の多い作業となりましたが無事にコテライザーが使える様になりました。

でもネットで注文したエゼクターユニットは無駄になったかなぁ。

 

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