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2023年5月30日 (火)

アマチュア無線局の電波防護指針への対応を考察(2)

4月に書いた表題の件の続き。

本件はアマチュア無線の固定局を開局されている方全てにかかわる事なのだが、あまり騒がれていないように思う。
今までは実質的な対象が落成検査を受ける局だけだったのが200W以下でも固定局であれば全局関係する様になり、アパマンハムにとっては切実な問題だと思うのだが、、。

さて、あるOMの方から情報を頂いた。それはARRLのWEBサイトでも電界強度(正確にはRF Exposure)の計算プログラムを公開しているという事。

http://www.arrl.org/rf-exposure-calculator

この計算プログラムでは送信時間と受信時間を設定することになっている。この部分は総務省の電界強度を計算するエクセルシートには入っていない。つまり、総務省のエクセルシートは6分以上連続送信をすることを前提として計算する事になっている。

先にも書いたが送信のデューティは重要なパラメータであるはずなのに、何故か総務省のエクセルシートでは触れられていない。アマチュア局の場合、送信時間がオペレーターの裁量に委ねられているために、6分以上も連続送信をすると思われているのだろうか?

しかし、アマチュアの運用形態は常識的に見て、送受を交互に繰り返すので放送局の様に送信デューティが100%という事は無いはずである。(なお、レピーターは除く)

まぁ、ほとんど人が見ないblogでこのような事を書いていても影響力が無いであろうから、OMから頂いた情報などはもう少し影響力のある所へ投げ掛けてみるつもりである。

なお、先のOMからは、総務省の出している色々な資料の情報も頂いているので、少し時間を見て勉強をしたいと思う。また、私は昨年固定局を開局(それまでは何十年と移動局でした)した時に念のために安全距離を計算して見たのだが、安全距離が確保出来ない50MHzのダイポールを垂直にすると計算上でOKになったので、それもこんどblogに書き留めておきたいと思います。

 

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